Rohashi works



Anti Cyber bullying ads

SNS、スマートフォンの普及にともない、ネットいじめが深刻化している。そのネットいじめをやめさせる、また防止するために、そのイジメ行為がいかに不快かつ避けたくなるものかを再認識させるクリエイティブを展開する。このクリエイティブでは、トイレの複数枚ある鏡の一枚に罵詈雑言を書き込み、それを避けて隣の何も書き込まれていない鏡に向かった人に対して、「自然に避けたくなるような行為を、ネット上であなたはしていませんか」と投げかけている。



Asahi NewsPaper Ads

新聞と同様のコンテンツはネット上に溢れているが、新聞はより詳しくその背景や前後の情報を扱っているため、新聞を読むことでニュースに対する深い見識を得られると同時に、異なった見方ができる。その異なる見方が可能になるというベネフィットを端的に表すために、同じはずなのに違って見える錯視を用いてグラフィックを展開した。本ポスターを錯視のバリエーション違いで展開することで、「新聞=錯視=異なった見方ができる」とのブランドイメージが定着すると考える。



Asahi NewsPaper Ads

新聞を読むに当たって、就職活動のため、社会人として必須などと、その必要性を訴えかけるメッセージが巷に溢れているが、そもそも面白くないものを継続的に読まないだろうという発想のもと、新聞は面白いというメッセージを伝えるためのポスターを制作した。面白さを伝えるために、「面白さに手が止まる状況」を面白さのアイコンとして用いた。



Asahi NewsPaper Ads

新聞は今読まれていない。しかしながら、皆が読んでいないからこそ、読む人の価値が相対的に上がっていることを伝えるために、「読んでいる人」と「読んでいない人」を対比的に見せるポスターを制作した。多くの人が読んでいない方に属する今こそ訴求力の持つクリエイティブとなっている。



Alpine Posters

大学山岳部の依頼で新人募集のポスターを制作した。最近ではファッション感覚でアウトドアを楽しむ人も増えているが、依頼のあった山岳部は非常に長い歴史があり、時として危険を伴う前衛的な登山を行うことから、そのような危険やスリルに積極的に立ち向かう意欲的な人が欲しいということで、アウトドアのライトな側面ではなく、スリリングさを前面に押し出した冒険心を煽るようなグラフィックを展開した。



Logos for video studio

映像スタジオの依頼で、スタジオの各機能のアイコンを作成した。スタジオのウェブサイト他、実際のスタジオでもその機能に応じて本ロゴが使われている。



Calender

カレンダーを絵画と捉え、カンバスに張って使用するカレンダー。今までの様に、壁に貼る平面的なカレンダーではなく、インテリアの一部として壁に飾る。毎月の張り替え作業により、カレンダーにより一層愛着が湧くと考える。



Kitamakura censor

日本では、死者が寝る向きとして、北を向いて寝ることを避ける風習がある。このアプリはその北枕を教えてくれるジョークアプリである。



In Wallet Eco-bag

世界中でエコロジーな行動として、エコバッグを使うことが広く認知されている。一方で、買い物した時にエコバッグが手元になければやはりビニール袋が必要になる。特に、コンビニでの買い物のような突発的な買い物ではエコバッグが手元にあることは皆無である。今の市場で流通しているエコバッグの多くは、たいていが大きなサイズで沢山ものを買うシチュエーションに最適化されている。しかし、先に挙げたように突発的な買い物は日々発生しており、そのためのエコバッグはない。そこで、コンビニでの少量の買い物に最適化した、小さいながらもいつも携行できるエコバッグをデザインした。このエコバッグでは、財布という買い物に必ず付随するプロダクトに収まるようにすることで、すぐに取り出せて、エコバッグを出し忘れたということを防ぐ。

JIDA エコデザイン展優秀賞受賞作品



Authoritarian's Relax chair

ディレクターズチェアとうものがあるが、より権威のあるディレクターが座る椅子はどんなだろうかという発想から本作品を制作した。



The chair of hips

世の中には、子供、若者、老人と様々な人がいる。その当たり前のことを認識させるベンチを制作した。このベンチには、子供から高齢者までの様々な人のお尻の型が座面にある。自分とは年齢、体格の違う人のお尻に座ると当然ながらそこには違和感が生じる。その違和感により他人に意識が及ぶ。

本作品はTOKYO DESIGNERS WEEKに出展したが、そこでも子供のお尻の型の小ささに子供時代を改めて認識したとの意見を多数もらった。

TOKYO DESIGNERS WEEK 最終選考作品。



The chair under the rainy day

雨の日にベンチに座る人はいない。しかしながら、雨の日を感じることの出来るベンチがあったらどうだろうかという発想のもと本作品を制作した。座面のアクリル樹脂に雨の日の水紋が閉じ込められている。



Sociable Open Space

携帯電話やSNSの普及にともない、いつどこにいても遠くにいる自分の親しい人について知ることが可能になった。その一方で、自分の知っている人にしか関心がない、そもそも他人に意識が及ばない人も増えているように思われる。このインスタレーションでは、その他人同士を半ば強引につなげる。光が散らばっているパネルに同時に二人がのると、その二点が光のラインで結ばれる。それによって、全く意識せず、空気よりも軽かった他人が途端に身近で、何か自分と関係のあるような感覚が得られる。このインスタレーション空間により、世の中に他人が満ち溢れていること、そしてその他人にも存在感がそれぞれあることが再確認される。



Transparent brainstorming system[SHAKKEI]

何かを発想するときに、その発想の対象がある。人であったり、環境であったりと。多くの場合、その対象のイメージなどから発想を練り上げるが、実際の対象は置き去りにされる場合が多い。良い発想は観察から生まれるとも言う。ならば、時々刻々と変化する対象に対して直接発想力をぶつけることの出来るデバイスがあれば、より豊かな発想が生まれるのではないかと考えた。このデバイスは、透明なディスプレイを持ち、そのディスプレイの前の環境に対して直接書き込み・編集ができるようなシステムを持つ。このデバイスを用いることで、時間の流れ、雰囲気の変化までも織り込んだ発想が可能になると考える。

AXIS 展示作品(2007)



Bousai Cafe

日本を代表するビジネス街である丸の内エリアには無数のビルが立ち並び、多くの人が働く。その一方で、この丸の内エリアにおいては、住居が徒歩圏内にある人は少なく、災害時には帰宅難民が多数発生することが想定される。しかしながら、その想定される帰宅難民を1~2日支援するための施設や設備は見当たらず、一般にも認知されていない。そこで、見通しが良く、立地的にも東京駅の目の前と、非常に目立つ場所にある地下換気設備を災害時支援センターへとリノベーションする。また、災害時に結局どこに行けばいいかわからないという課題を解決するために、カフェを併設して、日常から接しやすいものとする。



Future transportation design [BAXI]

アクティブシニアという言葉があるが、これから超高齢化社会に突入する日本においては、その、いわゆるの年齢の枠に収まらないアクティブさを持った高齢者をいかに増やすかという点が日本という国の活動力を鈍化させないために重要になってくる。高齢者の活動の鈍化は、その行動範囲が次第に狭まってくることが一つの要因として挙げることができる。高齢になり、移動がしづらくなる、そして家に籠るという負のスパイラルを断ち切るために、高齢者にも使いやすい移動手段を提供することが求められると考えた。そこで、乗り合いタクシーというパブリックとプライベートの間に位置する公共交通を構想した。これらの公共交通を維持にあたっては、税金を投入するということも考えられるが、一方で税金を使うという方法では無駄が発生しやすく、どこかに歪みが生まれる。そこで、このような乗り合いタクシーを民間で運用可能とするためのシステムをデザインし、その収支計算までを行った。

スタンフォード大学 審査作品

BAXI System Design

都市型交通のシステムを設計するにあたっては、各種システム・デザインの手法を使って、背景の分析からコストの見積りを立てた。



Closed cell structure study

外部からの圧力に応じて適材適所に形を変えるインテリジェントな材料が作れないかと考え、PP球を用いてクローズドセル構造の再現を試みた。実験を繰り返し、PP球を再融着させる最適な温度・加熱時間を見つけ出し、材料片の作成には成功した。一方で、同じ手法を用いて簡単なスツールの作成を行ったが、制作するもののサイズが大きくなったことに加え、PP球の熱伝導率の悪さから中心部に熱が伝わらず、中心部においてはクローズドセル構造の形成に至らなかった。ただ、熱を均一に与えることが出来れば、理論的には試験片と同様のクローズドセル構造が作り出せるはずであり、加える圧力を人が座った時の圧力分布と同様にすれば、圧がかかる部分は密に圧がかからない部分は疎と、材料の分布が最適化されるはずである。

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